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斉藤由貴が波留に激似?50代で再ブレイク必須と噂が絶えない伝説の女性タレント

   

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昨年、デビュー30周年を迎え、アイドル時代にも増して活躍の場を広げる女優で歌手の斉藤由貴(49)。今年は、NHK大河ドラマ『真田丸』で徳川家康にとって最愛の側室・阿茶局役を演じるほか、人気ドラマシリーズ『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)にも出演。さらにラジオ番組『オールナイトニッポンMUSIC10』のパーソナリティーやナレーション役、バラエティ番組へも出演するなど、さまざまなフィールドで大活躍している。現在公演中の舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』の記者会見の際には、「(スケジュールが過密で)大変。でも、素敵なお仕事をたくさんいただくことが多くて、ついつい依頼を受けると燃えちゃう」と嬉しい悲鳴を漏らしていた。今年“五十路”を迎える斉藤だが、50代を前に再びブレイクの機運が高まっている。
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現在40代以上の人ならば、彼女のアイドル時代の人気の凄まじさは今も記憶に残っていることだろう。1984年、斉藤は『少年マガジン』(講談社)主催の第3回「ミスマガジン」でグランプリを獲得し芸能界入り。明星食品のカップラーメンのCMでテレビに初登場するなり、その美少女ぶりが大きな話題を呼んだ。翌年、同CMソングだった「卒業」で歌手デビューを果たすと、すぐさまドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ系)のヒロイン役を得て、一躍トップアイドルに君臨するのである。

「斉藤さんは“(松田)聖子ちゃんカット”でいつもニコニコしているような、当時の大多数のアイドルとは一線を画していましたね。笑顔はあまり浮かべず、『スケバン刑事』でもどこか影のあるミステリアスな少女の“強さ”を漂わせていました。一方、86年にNHKの朝ドラ『はね駒』で主演すると、同年の『NHK紅白歌合戦』にも初出場。紅組キャプテンも務めるなど、アイドルというよりは“国民的”女優・タレントといった雰囲気がありましたね。歌手としては、89年に(井上)陽水さんの名曲『夢の中へ』をカバーして、自身最大のヒットを記録するなど、アーティスト寄りの活動も印象的ですね」(ドラマ制作会社スタッフ)

 そんな斉藤もいくつかのスキャンダルを乗り越え、90年代以降はさらに女優業に本腰が入りドラマ、映画に加えて舞台にも出演。93年のドラマ『同窓会』(日本テレビ系)では、男性同士のキスシーンや絡みがゴールデンタイムにガンガン放送されるという“日本初の同性愛を題材にした連続ドラマ”に主演するなど、着実に本格派女優へと成長していく。また、作詞家としてミュージカルの作詞や、ほかの女性歌手に作品を提供するなど、マルチな才能を発揮する中、自身は94年に結婚。現在は3児の母親でもある。
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  「06年の宮藤官九郎さん脚本の昼ドラ『吾輩は主婦である』(TBS系)では、“夏目漱石の魂が憑依するビンボーな主婦”役を演じて、大きな話題になりました。以降、お母さん役も普通にこなす一方で、『警視庁・捜査一課長』、『遺留捜査』シリーズといった、テレ朝さんお得意の刑事ものにコンスタントに出演。これらのドラマは確実に数字が取れるし息も長いので、斉藤さんのさらなる知名度アップに大きく貢献したと思います」(前出・スタッフ)
  
最近は、女優の夏帆と共演するauのコミカルなCMにも出演する斉藤。歌手業や映画、ドラマに舞台、ラジオパーソナリティ、ナレーター…次々と活躍の場を広げ、常にたくさんの肩書きを持つ彼女だが、デビューから30年以上が経つ今なお、なぜこれほどまでにラブコールが集中するのだろうか?

 「50代を迎える今でもアイドル時代からの美貌をキープしていますし、公私ともにさまざまな経験を積んできているところも、女優としての振り幅が広く“円熟味”があります。バラエティ番組でも、きっちり話すトーク力があるし、たまに天然な発言をして結構面白いので視聴者にも好印象。反面、デビュー当時から漂わせている“ミステリアス”な雰囲気も健在です。そうした“ギャップ”や“プレミアム感”が、斉藤さんの場合、大いにプラスに働いていますね。制作側にしても、斉藤さんはオファーしたくなる存在なんですよ」(前出・スタッフ)

 現在放映中の『真田丸』でも、阿茶局は側室ながら少々気弱な家康を相手に、時には叱り、時には的確なアドバイスを与え、時には敵武将の側室から得た情報を家康に横流しする…といった“策士”ぶりを見せつけ、今後のドラマのキーパーソン的な雰囲気を漂わせており、こちらも終盤に向けて斉藤のさらなる活躍ぶりが期待できそうだ。ミステリアスな魔性の女から、仕事のデキる女刑事、きっぷがいい肝っ玉母ちゃんまで、今後も斉藤由貴の活躍は八面六臂、媒体・役柄を問わず広がっていくことであろう。
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